国土交通省は10月31日、2011年1月1日現在の建築物ストックの状況を推計してまとめた統計データを公表した。延べ床面積の総量は約72億69万m2で、前年に比べ約0.4%増えた。新耐震基準が定められた1981年よりも前に建てられた建築物の延べ床面積は、全体の約33.7%だった。
総面積のうち、住宅は約53億9795万m2で、前年に比べ約0.4%増。住宅の約68.4%(延べ床面積ベース)が木造だった。木造住宅のうち、1981年よりも前に建てられた延べ床面積の割合は、全体の約38.1%だった。
同統計は、建築物ストックの状況を把握するために始めたもの。建築着工統計などの既存統計などを利用して推計している。国や地方公共団体、個人が所有する非住宅は含まれていない。
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