LIFULL(東京都千代田区)は1月20日、建築技術によって世界を革進するための技術開発を目的に、国立大学法人名古屋工業大学(名工大)大学院工学研究科教授でインスタントハウス技術の考案者である北川啓介氏と共同で「株式会社LIFULL ArchiTech」(ライフル アーキテック、東京都千代田区)を設立したと発表した。代表取締役には、北川氏とLIFULL地方創生推進部LivingAnywhere Commons事業責任者の小池克典氏が就任した。
新会社では、名工大から技術移転を受ける。北川氏の研究成果を用いて、(1)インバウンド増加に伴う景勝地の宿泊施設不足、(2)空き家の利活用、(3)災害時の住宅供給、という3つの課題のソリューションを開発する事業を展開する。
第1弾の取り組みとして、群馬県土合で無人駅の遊休資産地を活用した地域活性化にむけた実証実験を開始する。アウトドアシーンのプロデュースを手がけるVILLAGE INC(ヴィレッジインク、静岡県下田市)と、鵜飼浩平氏が代表を務めるwithU architects一級建築事務所との共同研究の一環として行う。
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