ジブンハウス(東京都港区)はこのほど、身体情報を相互共有するBodySharing(体験共有)技術を研究・開発するH2L(東京都港区)と、リモートワークの「空間」をまるごと提供するリモートワーク設備「ポータル」の開発を開始したと発表した。
「ポータル」を家に設置し仕事場とすることで、地方でも東京のオフィスに居るのと同じように仕事ができることから、通勤時間ゼロと東京一極集中解消の実現が期待できる。次世代通信規格「5G」やBodySharing技術を活用したコミュニケーション、業務の遠隔操作などによって、生産性の高い働き方が可能になるという。
両社は、長時間の通勤がワーク・ライフ・バランスの破綻やメンタルヘルスの不調などを引き起こすとして今回の開発を開始。今後は、多種多様な企業と連携し、社会課題を解決するサービスとして開発を進めていく予定。ジブンハウスは「ポータル」を備えた家を商品化するという。
1月23日、24日には、東京ビッグサイトで開催される「DOCOMO Open House 2020」にてプロトタイプを出展する。
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