相模女子大学・相模女子大学短期大学部(相模原市南区)と神奈川県住宅供給公社(横浜市中区)は、公社の団地活性化の連携・協力に関する協定を2019年12月25日に締結。大学のキャンパスから約3.5kmの位置に所在する相武台団地(相模原市南区)で下記の取組みを予定している。
相武台団地では、公社における団地再生のモデルとして、サービス付き高齢者向け住宅「コンチェラート相武台」の整備を皮切りに、シャッター街化が進行する商店街の活性化プロジェクト「グリーンラウンジ・プロジェクト」を実施したり、多世代交流拠点「ユソーレ相武台」の整備などを行ってきた。しかし、高齢化率48%と住民の高齢化が進み、地域活力・コミュニティ低下といったの課題のため、大学の人間社会学などの専門知識を活用し、団地内の商店街などとの地域連携や学生が団地に居住する取り組みで地域コミュニティの活性化を目指す。
商店街で開催されている「ひよここども食堂」で活躍中の学生たち
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