引越しサービスを提供するアップル(東京都中央区)は1月21日、ウェブ引越し予約の利用データを集計・分析し、「イマドキの引越し予約調査レポート」としてまとめた。その結果、ウェブで引越し予約をした人のうち、約3割が電話営業時間外に予約をしていることがわかった。
ウェブ予約・電話予約ともに曜日別の大きな偏りはなかったが、曜日の種類で分けると、平日63.1%、土日祝36.9%と、平日より休日(土日祝)のほうが予約が多かった。
時間帯別の予約比率としては、電話予約は営業開始時と夕方以降から営業終了間際の予約が多かった。一方、ウェブ予約では、日中の生活時間中において、時間帯別の偏りはほぼ見られなかった。
ウェブ予約に絞った、曜日と時間帯別の予約状況を見ると、平日は、12~13時と19~22時あたりの予約が多く、土日祝日は、10時頃から予約が入り始めピークは16~17時となった。
1年を通して最大の引越しシーズンである3月の予約動向を見ると、2019年3月に引越しをした人は、 2017~18年に引越しをした人と比較して早い段階で予約をしたことがわかった。引っ越し日の21日前の予約完了率を比較すると、2017年(30.49%)・2018年(29.77%)はともに30%程度であるのに対し、2019年は47.41%だった。
調査結果は、2019年1~11月における同社の単身引越し者の予約データを集計・分析したもの。
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