東京セキスイハイム(東京都台東区)は、千葉市に体感型ショールーム「セキスイハイムミュージアム千葉」をオープンすると発表した。1月25日オープン。
同施設は、これまでの情報発信拠点とは異なり、VRやプロジェクションマッピングで楽しみながら“家づくり”を学ぶことができる体感型ショールーム。家づくりの基本を学ぶ「一般建築ゾーン」、セキスイハイムの家づくりを体感する「一生モノ工場ゾーン」、未来の暮らしを知る「スマートハイムゾーン」の3つのゾーンで構成されている。
「一般建築ゾーン」は、安心できる家づくりに必要な知識や判断基準を、大型シアターや模型、実際の木材などを用いて学べるゾーン。大型シアターでの災害啓発映像では、「もし今、首都直下地震が来たら」という想定のもと、今の家づくりに必要な要素について理解を深めることができるという。
「一生モノ工場ゾーン」は、日本の建築におけるセキスイハイムの特長を紹介するゾーン。同社で初めてとなる360°VR体感装置「ハイムユニットVR」を導入しており、仮想空間に入り込んで、ユニット工法の仕組みや構造、生産工程を見ることができるという。
「スマートハイムゾーン」は、“未来の暮らし”を、エネルギーとスマートハウスという別の視点から考え、今建てるべき家について考えるゾーン。壁パネルにタッチするとイラストが動き、ナレーションが始まる対話型コンテンツを用いて、社会・暮らし・住まいとエネルギーの関係やZEHの必要性などを解説するという。また、AIやHEMSのある暮らしも体験できるという。
同社は、同施設によって、災害・環境という視点から“今求められる家づくり”に必要な知識を総合的にサポートするとともに、セキスイハイムの考え方と特長を紹介し、納得してもらうことで、顧客の満足度を高めていきたいとする。
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