SDGsに取り組む住宅会社・三承工業(岐阜県岐阜市、西岡徹人社長)は1月18日、災害への備えを盛り込んだ新しいモデルハウスを瑞穂市穂積にオープンする。
同社は、「SUNSHOW夢ハウス」の住宅ブランドで、「780万円からの家創り」をキャッチコピーに、ひとり親家庭や外国籍、低所得者をターゲットに、低価格×高品質な住宅で伸びている。
今回のモデルハウスは、子育て支援団体・NPO法人こどもトリニティネット(岐阜市)とコラボし、子育て中の女性へのアンケート結果をもとに間取りや設備を考案。
そのうえで、災害対策を強化し、キッチンの南側に非常時の備蓄庫として使える内土間を設置した。内土間には2階をつくらないことで地震時に上階の重みでつぶれるリスクを減らし、玄関から出入りができなくても勝手口から備蓄品を取り出せるようにしたという。
また停電に備え、蓄電池とハイブリッド給湯器を採用した。
さらに、同社の外構ブランド「SUNSHOWエクステリア」が「キャンプのできる庭」を提案。BBQなどを楽しむスペースのほか、家庭菜園のできる畑や雨水タンクを設置することで、庭でアウトドア的な遊びができるとともに、災害への備えにもなるとする。
プレオープンハウスイベントを1月18・19日の2日間開催する。
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