センクシア(東京都港区)は、工場・倉庫などの既存鉄骨造建築物の耐震補強工事で使える無溶接方杖補強工法「スマートアタッチ工法」について、日本建築センターの建設技術審査証明を2019年12月2日付で取得した。
鉄骨造建築物の耐震補強を行う場合、補強部材を溶接で取り付ける方法が一般的だが、これだと火災リスクの課題があった。
同社が開発したスマートアタッチ工法は、無溶接のため火気の心配がないのが特徴。
既存躯体(H形断面材柱および梁)に独自形状のSA金物、SAプレート、高力ボルトの3アイテムを使って接合するため、大掛かりな作業用足場が要らず、建物を使用しながら補強工事を完了することができるという。
●ニュースリリースはこちら
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。