国土交通省は1月17日、木材利用促進のため中規模木造庁舎の設計例を公開した。木造による庁舎の試設計を行い、設計上のポイントやコストも示している。
設定は4階建て、約3000m2の耐火建築物の庁舎で、軸組とCLTパネル工法の2つのパターンを提示した。コストは軸組がm2当たり26万円程度、CLTが27万円程度となっている。
2010年に施行された公共建築物等木材利用促進法により庁舎の他、近年は民間の中・大規模建築物でも木造で建設されるケースも見られる。国交省では官庁以外に設計事務所など民間企業も設計例を参考にし、木材利用につながることを期待しているという。
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