カインズ(埼玉県本庄市)は1月17日、IT小売企業への変革を加速させる新たなビジネスを開発する拠点として、東京・表参道に「CAINZ INNOVATION HUB(カインズ イノベーションハブ)」を開設したと発表した。
同施設は、エンジニアやデザイナーがデジタル変革を促し、多種多様な人や情報が集まるハブとしての役割も担う。今後は、デジタルツールの開発だけでなく、IT小売企業としての情報発信も行っていくという。
同社は、2019年度からの3カ年中期経営計画において、戦略の1つに「デジタル戦略」を掲げており、デジタル・アドバイザリーボードの設置や米国シリコンバレーでのCVC設立など、最先端テクノロジーを享受できる体制を整備。売り場・在庫検索アプリ「Find in CAINZ(ファインドインカインズ)」の開発や、オンラインショップの注文商品を自由に受け取れる店内設置型ロッカー「CAINZ PickUp Locker(カインズピックアップロッカー)」のサービス開始など、顧客の買い物体験を向上させるデジタル施策を推進していくという。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。