インテリアの企画・販売などを手がけるリビングハウス(大阪市)は1月16日、“不動産×インテリア空間演出”サービスを提供するカラーアンドデコ(東京都港区)と資本業務提携し、3D・VRを利用したホームステージング(インテリアコーディネート)で不動産物件をインテリア演出し、内覧開始時には実際の家具や雑貨を設置可能な「V2Rインテリア(ブイツーアールインテリア)」サービスを提供すると発表した。
両社は今回の提携で、カラーアンドデコのホームステージング理論とリビングハウスのインテリアトレンド・販売データを基に、不動産物件購買ターゲット層が好むスタイルを開発。不動産会社が購買ターゲットの属性や地域性からインテリアスタイルを選択した後、カラーアンドデコのスタイリストが空室や居住中の部屋の写真に3D上で家具や雑貨を配置し、インテリア演出された空間イメージを提供する新しい仕組みを展開する。
新サービス「V2Rインテリア」では、物件告知開始前に“ヴァーチャル”で3Dインテリアを作成して広告にイメージを使用、オープンルーム時には“リアル”に家具を設置することが可能となる。両社共同のリースプランにより、月額1万円から家具を設置できる。他物件への移設や不要な家具の買取りも行う。
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