ハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)の連結子会社でR+houseを運営するLHアーキテクチャ(東京都品川区)はこのほど、千葉市の「幕張ハウジングパーク」に出展、1月18日にモデルハウスをオープンすると発表した。住宅総合展示場への出展は大分市の「TOSハウジングメッセ」に続いて2店舗目。この他に単独の千葉県成田市のショールームおよびモデルハウス、今年9月にオープンする佐賀市のモデルハウスと合わせ、計4拠点で2020年度に年間100棟のR+houseの受注を目指す。
幕張ハウジングパークのモデルハウスでは月に100組の集客を見込む。1年後には24棟の受注体制を確立させるとする。モデルハウス内にはカフェを併設。空間を楽しみながらゆったりとくつろげるモデルハウスとなっている。
同社代表取締役の吉安孝幸社長は、「高性能住宅でありながら、機能性やデザイン性を前面に打ち出すのではなく、居心地の良い空間、感性を揺さぶる空間であることを訴求する。写真では伝わらないが訪れてみると心地良さがわかるはず」と建物の機能やデザインを前面にPRするハウスメーカーとの違いを語った。
吉安社長は、今後も九州と千葉の拠点を中心にその周辺エリアから順に年1~2棟ペースで出展するとし、また、東北や北海道への進出も視野に入れていることを明かした。ハイアス・アンド・カンパニーでは、LHアーキテクチャの住宅総合展示場の事業モデルを確立することで、その事業ノウハウをネットワーク全体に展開し、全国の住宅総合展示場への出展を加速させたい考え。R+houseネットワーク全体の最終目標としては、全国供給棟数年間1万棟を掲げる。
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