メルディアグループの三栄建築設計(東京都新宿区)はこのほど、公立大学法人北九州市立大学(北九州市)ひびきのキャンパス内に研究開発施設「メルディア高機能木材研究所」を竣工した。
同社は、同大学と産学協同で“無限の可能性を秘めた木という素材の新発明、新発見”をテーマに、環境と資源問題に対する研究を行っており、同施設をより実践的な研究開発を行う強力なアイコンとして機能させていくとしている。
同施設では、将来性のある実用可能な新技術や素材を積極的に採用するとともに、完成後も省エネ性能などの検証を実施する。これらの観点から、建築には国内杉を使用したCLT構法を採用。環境省から「二酸化炭素排出抑制対策事業」として認定され、公益財団法人北海道環境財団から補助金が交付される予定。
1月17日にはオープニングセレモニーを開催。あわせて内覧会も実施する。
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