タマホーム(東京都港区)は1月14日、2020年5月期第2四半期決算を発表した。売上高が992億6300万円(前年同期比19.8%増)、営業利益41億1300万円(36.6%増)でいずれも上場来最高となった。経常利益は39億8800万円(30.4%増)、純利益は25億900万円(22.5%増)。注文住宅が好調で、注文住宅とリフォームを合わせた住宅事業は前年同期の17億9500万円の営業損失から2億5800万円の利益に転換した。
住宅事業は消費税引き上げ前の受注残が大きかった他、職人の効率的な割り当てなど着工平準化を推進。価格の見直しも行った。住宅事業の売上は前年同期比23.2%増の786億9900万円。注文住宅の売上は22.8%増の747億1000万円、棟数は18.7%増の4226棟となった。不動産事業に分類される戸建分譲は棟数が39.1%増の302棟、売上が41.5%増の89億7500万円。
消費増税や価格の見直しの影響もあり、注文住宅の受注は棟数が13.4%減の4782棟、金額が8.0%減の855億5800万円。通期では売上高2000億円(前期比7.0%増)、営業利益77億円(4.5%増)、経常利益75億円(7.8%増)、純利益43億円(9.3%増)の見込みとなっている。
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