三菱電機(東京都千代田区)は、兵庫県尼崎市と和歌山県和歌山市の2拠点において2010年5月から導入を進めてきたスマートグリッド・スマートコミュニティの実証実験設備の本格稼働をスタートした。これを活用して電力基幹系から需要家にわたる開発・検証を繰り返し行うことにより、スマートグリッド・スマートコミュニティ対応機器・システムを中心に、2015年度には売上げ1兆3000億円を目指すとする。
具体的には、太陽光発電がビル・住宅などの需要家に大量導入された環境を模擬して、配電系統の電圧制御に関する検証を行うなど、停電時の影響も含めた様々な実証実験に対応する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。