有料老人ホーム・高齢者住宅を運営するオリックス・リビング(東京都港区)は、40代以上の男女1238人を対象に「介護に関する意識調査」をインターネットで実施した。11月11日の「介護の日」に合わせた恒例調査で今回で4回目。
まず、認知症を発症し大切な人を忘れてしまった場合、大切な人と施設どちらに介護してほしいかを聞いたところ、76.1%が「施設に入る」と回答。男性(69.7%)よりも女性(84.2%)のほうが施設を希望した。
自身の介護について9割近い87.9%が「不安を感じる(やや不安を感じるを含む)」としながらも、人生設計のなかに介護費用は含まれているかという問いには「含まれていない」と答えた人が7割 を超えた(71.6%)。男性(77.5%)は女性(64.3%)よりも介護費用について考えていなかった。
自身に介護が必要になったときについても、「まだ何も考えていない」(65.8%)、「考えているが、まだ家族に伝えていない」(26.2%)が多数を占めた。
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