積水ハウス(大阪府大阪市)とグリーンテクノ21(佐賀県佐賀市)が共同開発した、プラスターボード端材と卵殻をリサイクルしたグラウンド用白線「プラタマパウダー」が、「平成23年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰」における リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞した。
「プラタマパウダー」は、住宅の工事現場で発生するプラスターボードの端材と卵殻を6:4の割合で配合・粉砕した100%リサイクル製品としてエコマーク認定を受けている。人体・環境への影響がないほか、炭酸カルシウム製の従来品に比べ約半分の重さであるため、物流にともなうコストやCO2排出量の削減にも貢献できるとする。
2010年5月から全国の小中学校などに販売し、11年4月時点で700校以上で採用されているという。
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