積水ハウス(大阪市)は、気候変動リスク対応の情報開示に特化した「TCFDレポート」を発行した。投資家を中心としたステークホルダーのニーズに対応し、気候変動への対策および成長戦略の妥当性を検証するとともにリスクや機会があるかを財務情報も示しながら公開した。
TCFDとは、気候変動リスクが企業経営に対してもたらす財務的影響の把握を求めるもの。財務情報を開示したTCFDレポートの発行は、日本でTCFDに賛同する212の企業・機関のうち、非金融企業141社において国内初となる。
レポートでは、事業継続の可能性について、気候関連シナリオに基づいて分析を実施、既存戦略と今後の対策についての妥当性を検証した。
同社の「TCFDレポート2019」は下記でダウンロードが可能。
https://www.sekisuihouse.co.jp/sustainable/download/2019/tcfd/TCFD_2019.pdf
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