住友商事(東京都千代田区)、DATAFLUCT(東京都千代田区)、西粟倉村の3者は、森林所有者のための森林管理ツールの開発に向けた実証実験を開始した。
同実証実験では、森林所有者に向けて森林管理アプリを開発し、これまで適切な情報が不足していた所有面積・木材の体積・年間CO2吸収量といった所有林の正確なデジタル情報を提供する。所有者が専門家に森林資産の運用や相続を相談できる仕組みも整備し、アプリの活用状況や課題を検証する。
SDGs未来都市に選定されている岡山県の西粟倉村を実証地とし、DATAFLUCTがアプリを開発。アプリのプロトタイプ開発は、2020年2月末を目途に完了し、2020年3月以降、西粟倉村の森林所有者に提供する予定だという。
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