アルヒ(東京都港区)は、HEROZ(東京都港区)と共同で、ディープラーニングを活用した住宅ローンの不正利用検知システム「ARUHIホークアイ」を開発したと発表した。12月19日からテスト運用を行い、12月25日から本格稼働を開始した。
「ARUHIホークアイ」は、過去の住宅ローンの審査情報などを、将棋AIなどの開発で培われたHEROZのAI「HEROZ Kishin」に読み込ませることで、住宅ローンが投資用不動産に不正に利用される疑いのある申し込み(不正利用懸念案件)を検知するシステム。
両社は今後、「ARUHIホークアイ」の不正利用検知モデルについて、他の金融機関への提供の可能性を検討していくという。また、さまざまなデータの学習を継続し、検知精度の向上と検知範囲の拡大に取り組んでいくとする。
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