NTTスマイルエナジー(大阪市)は12月24日、太陽光発電と蓄電池に対応、遠隔監視する「ちくでんエコめがね」に、人工知能(AI)による蓄電池制御機能として「電気代抑制機能」「気象警報に連動した充電機能」(総称:あしすとさるる)を追加した。
「電気代抑制機能」は、オーナーの過去の実績などから、AIを活用して翌日の発電量・消費電力量を予測。「エコめがね」で蓄積した5万件以上のデータ等を活用することで予測精度を高め、電気代抑制を支援する。
「気象警報に連動した充電機能」は、特定の気象警報が発令された場合に蓄電池を制御して充電を開始し、継続的な充電で満充電を維持。停電時には、蓄電池を最大限活用することができる。
「あしすとさるる」は、2つの機能によって「経済メリット」と「災害対策」を両立させ、蓄電池の利活用を助ける。12月時点の対応機器は、オムロン製および長州産業製の主な蓄電システム。随時、対応機種を追加予定。
今後は、エコキュートなど制御対象機器を拡大予定。
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