東京都は12月20日、東京で暮らす外国人が賃貸借のルールやマナーを理解し、安心して賃貸住宅を借りられるようにするため、「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」を新たに多言語化したと発表した。賃貸契約の慣習やルールについて、イラストを多用して分かりやすく解説したもの。退去時の原状回復や入居中の修繕の基本的な考え方の説明、トラブル回避のポイントや相談事例、都の相談窓口も掲載する。
ガイドラインの種類は、英語版の詳細版(81ページ)と、英語版、中国語版、韓国語版の概要版(8ページ)。いずれも都のホームページからダウンロードできる。印刷した概要版は、来年1月以降、東京都住宅政策本部窓口のほか、外国人相談コーナー(都庁第一本庁舎35階北側)、都消費生活総合センター、ビジネスコンシェルジュ東京、東京開業ワンストップセンター、不動産業団体、区市町村の住民登録窓口で配布する。
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