経済産業省は12月20日、2020年度当初予算案の概要を公表した。住宅省エネ関連では、「ZEH+」や「ZEH+R」住宅等の補助事業を推進する。新規に地域の余剰エネルギーを利用し、停電時に電力を供給できる「地域マイクログリッド」構築の補助事業に17.3億円を付けた。
2019年度からの継続事業として「ZEH+」実証事業や「ZEH+R」強化事業に20年度当初予算で38億円を計上した。大規模建築物の「ZEB」実証事業には20億円を確保した。
中小企業支援では、新規にITベンダーと中小企業が共同でITツールを開発し業界内への普及をめざすIT連携支援事業に5億円を計上した。
継続事業として、中小企業経営者の保証を不要にする信用補完制度の補助に73億円、中小企業の事業引き継ぎ支援に75億円、ものづくり補助金に10億円を確保した。
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