大建工業(大阪市)は、主力製品の1つである床材を生産する三重工場(三重県津市)において、約5億円を投資して「化粧シート床材ラミネート設備」を増設した。12月18日に稼働開始。既存の設備と併せて、工場全体のラミネート生産能力を約2倍に増強した。
シート化粧床材の需要拡大が見込まれ、企業間競争も激しくなることが想定されることから、市場対応力の強化等を目的に設備投資を行った。既存工場建屋を増築して「化粧シート床材ラミネート設備」を増設。生産ラインは、床基材表面に化粧シートを連続で貼り付けるラミネート設備で、三重工場の既存設備と比較してラインスピードが約20%向上。さらに、生産技術の改善等により効率化を図った。
化粧シート床材 施工イメージ
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