パナソニック ライフソリューションズ インド(インド共和国マハラシュトラ州)は、インド南部のスリシティ工業団地(アンドラ・プラデーシュ州)に、工場を新たに建設すると発表した。同工場では配線器具、電線、ブレーカなどを製造し、電設資材の工場としては、インド国内で4カ所目の生産拠点。投資金額は29億4600万ルピー(約46億円)で、2021年秋の稼働を目指す。
インドは、経済が飛躍的に拡大し、GDPは2030年まで年率6%で成長すると見込まれる。人口も、世界で中国についで2位と多く、今後も中間層を中心に大きく増加すると予測されている。このような環境下で、オフィスビル、マンション、住宅などの建設が相次ぎ、スイッチ、コンセントなど配線器具をはじめ、電設資材の需要が高まっている。需要に対応するためには生産能力の増強が急務であり、新工場を建設することになった。
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