省エネ性能の高い住宅や長期優良住宅などを対象に、優良住宅取得支援制度「フラット35S」の金利引き下げ幅を拡大するための費用が2011年度3次補正予算案に盛り込まれた。
具体的には、現行のフラット35Sの省エネルギー性基準(省エネルギー対策等級4)を満たす住宅を対象に、当初5年間の金利引き下げ幅を通常の0.3%から、東日本大震災の被災地については1.0%に、被災地以外の地域については0.7%にそれぞれ拡充する。また、現行で2012年3月末で終了予定の0.3%の優遇期間の延長措置も、省エネ性の高い住宅については継続する。
実施期間は、補正予算成立日から1年程度。計上額は159億円。