ヤマダ電機(群馬県高崎市)は12月12日開催の取締役会において、大塚家具(東京都江東区)と資本提携を締結し、大塚家具が実施する第三者割当で発行される新株式及び新株予約権を引き受けることを決議した。これにより、大塚家具は同社の子会社となる。
第三者割当増資引き受けによる同社の取得株式数は3000万株、取得価額は43億7400万円、議決権割合は51.74%。新株予約権は9万個(900万株)、取得価額は261万円。払込期日は12月30日。
両社は今年2月15日に業務提携に関する基本合意を行い、大塚家具からヤマダ電機の「家電住まいる館」へ商品提供と家具販売のノウハウ・人的リソースの提供、法人分野でのホテルやオフィス等への家電・家具納入における協業等を実施。大塚家具の改革の進展とヤマダ電機の利益向上が確認できたことから、連携強化に向けて資本提携を決めた。
今後、商品の共同開発、ヤマダ電機のネット事業による拡販、法人分野での協業の強化等を図り、グループ全体として競争力の向上及び経営効率の改善を図る。
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