日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)はこのほど、建築基準法の大幅な改正があった1981年と2000年の間に建てられた木造住宅「81-00木造住宅」の耐震化を推進すべく、「81-00(ハチイチゼロゼロ)プロジェクト」を始動したと発表した。
プロジェクト第1弾として、全国約1000の自治体に向け、「81-00木造住宅の耐震診断受託」に関するDM送付を行った。全国の自治体において耐震診断・補強に関する補助制度が設けられているが、その多くは「旧耐震」木造住宅への補助であり、「81-00木造住宅」への補助制度が設けられているのはごく一部であることから、自治体に対して住民から対象建物の耐震診断依頼があった際に、その対応を同組合で行うというもの。
同組合は今後も、「81-00木造住宅」に対する動きを様々な形で継続していくとしている。
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