パナソニックホームズ(大阪府門真市)は、土地・建物のサブリースによる独自の運営スキーム「インバウンド・リンクシステム」を採用した同社初の特区民泊「BON Condo Namba Nipponbashi」(ボンコンドなんばにっぽんばし:大阪市中央区)が、12月11日にオープンしたと発表した。
大阪メトロ「日本橋駅」および「近鉄日本橋駅」から徒歩約2分の場所に立地する全54室・地上10階建て。客室は約40平方メートルの広さを確保しており、キッチンやダブルベッド2台を備え、家族やグループで訪日するケースが多い外国人旅行者が最大で5名宿泊できる設えになっているという。また、全室にパナソニック製の家電製品を設置しているほか、美容家電やスピーカー付きダウンライトなどを備えた客室も用意しているという。
「BON Condo Namba Nipponbashi」は、同社独自のサブリーススキーム「インバウンド・リンクシステム」を採用。パナソニックホームズグループがオーナーから土地・建物を30年間一括借り上げのうえ、提携している運営事業者へ10年間転貸し、特区民泊として運営する。10年後、需要動向に応じて賃貸マンションへの用途変更も可能なため、低リスクな安定経営の実現により有効な土地活用ができるという。
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