野原住環境(東京都新宿区)は、実際の空間を撮影(360度3Dスキャン)し、3Dモデル化するサービス「INTO(イント)」を来年1月下旬から提供開始する。サービス対象は建築・不動産事業者をはじめ、物件の企画から工事、集客・販売、アフター・管理までの様々な段階での利用を想定する。
「INTO」は、あらゆる建物の内観を360度3Dスキャンし、WEBサイト・スマートフォン・VRゴーグルで実空間を疑似体験できるギャラリーを提供するもの。建築的な魅力の訴求を補い、物件の集客・入居・販売促進をサポートする不動産視点のツールとして、また、現場調査時の正確な情報共有や竣工物件のバーチャルギャラリーなど、映像によって記録・ストックできる建築視点のツールとして活用できる。
撮影時間は、80m2までの場合で1.5時間。費用は5万円(税抜)〜で、80m2の撮影と5カ所までの情報タグ付けを含む。撮影は建設現場のルールや業界慣習を熟知した人員が行う。
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