パナソニック電工(大阪府門真市)は、第3回目となる「住まいに関するお金意識アンケート2011」を6~7月にかけて実施、2283人から有効回答を得た。アンケートでは、リフォームを検討・計画しているひとが半数を超え(53%)、過去2回のアンケート(05年:38%、08年:37%)と比較するとはじめてリフォームが新築を上回った。
計画実施に必要な総費用を聞いたところ、新築では「2001~3000万円」27%、「3001~4000万円」24%、「1001~2000万円」14%との回答が上位を占めた。前回調査時(08年)はそれぞれ29%・32%・10%だったことを考えると、予算の減少傾向が明らかになった。またリフォームでは「101~300万円」を挙げたひとが最も多く46%を占めた(前回:37%)。
さらに具体的に考えている住宅設備については、「太陽光発電」を挙げたひとが25%(新築で14%、リフォームで11%)にのぼり、前回調査時の約18倍に増えていた。
新築・リフォームを機に考えている家電商品は、「エアコン」「LED電球」(ともに37%)、「食器洗い乾燥機」(29%)と続いた。
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