セコム(東京都渋谷区)とIoTベンチャー企業のチカク(東京都渋谷区)は、新しい高齢者向けの見守りサービス「まごチャンネル with SECOM」を2020年1月8日に発売する。
同サービスは、チカクが開発・販売する「まごチャンネル」に、セコムの環境センサー「みまもりアンテナ」を接続することで、コミュニケーションを楽しみながら見守りができるようにするというもの。「まごチャンネル」は、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を親が暮らす実家のテレビに送信できるサービスで、親世帯では入力切替をするだけで送られてきた写真等を見ることができる。今回「みまもりアンテナ」をプラスしたことで、親世帯の家の温度や湿度を感知して記録するほか、生活音の有無などから起床や就寝を判断。家族はアプリを通じて、いつでも親世帯の様子を確認することができるという。本体に通信機能を内蔵しているため、インターネット環境がなくても利用可能。本体価格は3万円、月額料金は1680円。
12月10日から12月25日まで、本体価格と月額料金が最大6カ月無料になる「たのしい、みまもり。」先行体験キャンペーンを実施する。先着300名。
超高齢化社会の日本では、高齢者の単身世帯が孤立することなく家族・社会とつながりを持てるしくみを構築することが喫緊の社会課題となっている。今回、24時間365日「安全・安心」を提供してきたセコムの実績と知見と、“シニア・ファースト”をミッションに掲げてシニア世代に寄り添ったIoTサービスを提供するチカクの技術と知見をもとにサービスを開発。セコムの“共想”で生まれる協働プロジェクトブランド「SECOM DESIGN FACTORY」の第1弾商品として提供する。
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