IoT機器の開発・製造・販売を手掛けるNature(ネイチャー、東京都渋谷区)は12月10日、家庭のエネルギーマネージメントを安価で実現できるHEMS導入システム「Nature Remo E」の先行予約受付を開始した。
同製品では、太陽光、蓄電池、スマートメーター等の機器と連携し、スマホアプリで発電・蓄電などの電力状況をリアルタイムに確認したり、売電・買電状況や過去の消費電力量の表示、接続機器の制御などが簡単に行える。「誰でも、安価に、手軽に」導入できることを最大のメリットとし、2万9800円(税抜)という価格設定。さらに今回は、先行予約特別価格として2万4800円(税抜)で販売する。サイズは67×43×38mmと手のひらに載るコンパクトさ。デザイン性にもこだわった。また、ほとんどの家庭で使えるエントリーモデルとして「Nature Remo E lite」も同時に予約受付を開始した。スマートメーカーと連携して電力消費量のモニタリングができる。こちらも1万2800円(定価1万4800円)と先行予約価格で受け付ける。
同日、東京都内で行った商品発表会および先行体験会で、代表取締役の塩出晴海さんは、「地域のコミュニティで電力を融通しあうピアトゥピア(P2P)の電力取引が最終目標」と語り、「そこに至るまでの展開としてNature Remo EなどのIoTデバイスを普及させたい」と抱負を語った。
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