アイジー工業(山形県東根市)の金属サイディング「ガルスパン」が、優れた建材を表彰する第1回「HEAD(ヘッド)ベストセレクション賞」に選ばれた。
同賞は、「日本の建築と部品の潜在能力をとき放つ」とのテーマを掲げる国内の建築家や建材・部品メーカーなどによる研究グループ・HEAD研究会(松永安光幹事代表)が一般社団法人化を記念して創設したもの。メーカーからの応募ではなく、建築家らが「優れた建築を生みだす部品となり得るか」「定番に値するか」といった視点から建材選びの指標となる商品を10点選出した。
ガルスパンは審査で「ジョイントを意識させず、建築家が構想したヴォリュームを表現するうえで欠かせない材料」「熱伝導率が高い金属板の欠点を断熱材の裏打ちで解決している」「高いデザイン性を維持しながら低コスト」といった点が評価された。
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