東京ガス(東京都港区)は12月3日、新規事業の創造を担う子会社として、東京ガスリブソリューションズ株式会社(東京都港区)を設立した。
暮らしの課題と向き合い、経営ビジョン「Compass2030」で掲げた「価値共創」を実現するため、「EaaS(Energy as a Service)」として包括的なサービスの提供を行っていく。既存事業の枠にとらわれず、迅速な意思決定や柔軟で機動的なアライアンス・人材活用により、新事業をスピーディに創造していくため、事業創造機能を別会社化したという。
また同日、東京ガスリブソリューションズの100%子会社として新たな事業を担う、株式会社ヒナタオエナジー(東京都港区)ならびに株式会社スミレナ(東京都港区)の2社を設立。サービス開始は、2020年春頃を予定。
エネルギー小売り・太陽光エネルギーサービスのヒナタオエナジーは、地域密着性の高いガス事業で培ったノウハウやデジタル技術を活用し、低価格なエネルギー供給や顧客に寄り添った安心なサービスを提供。建物に初期費用なしで太陽光発電設備を設置し、総合的に低価格で電力を提供する事業も展開する。
暮らし総合サービスのスミレナでは、住宅設備やエネルギーを別々に購入するのではなく、顧客の暮らしに合わせて、提案、販売・施工、メンテナンス、エネルギーなどをワンストップで提供する。
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