国土交通省は12月3日、既存住宅の性能向上や良好なマンション管理に資する優良なリフォームを支援する「長期優良住宅化リフォーム推進事業」について、交付申請の受付期間を来年1月31日まで延長すると発表した。従来は12月20日を期限としていた。
同事業は、リフォームを行う既存住宅(戸建・共同住宅)を補助対象とするもの。主な事業要件は、「リフォーム工事前にインスペクション(建物の現況調査)を実施すること」「一定の住宅性能を有するようリフォーム工事を実施すること」「リフォーム工事の履歴と維持保全計画を作成すること」など。
補助率は、補助対象費用の3分の1。補助限度額は、リフォーム工事実施後の住宅性能に応じて100万~250万円/戸。三世代同居対応改修工事を実施する場合は50万円/戸を上限に加算する。
なお、交付申請の受け付けは予算が無くなり次第終了となる。また、事業者登録の受付期間も来年1月31日まで延長している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。