トーコー(奈良県生駒市)は12月9日、粘土瓦下に設置する換気部材に防火性能をもたせた「瓦換気960(キューロクマル)防火仕様」を発売する。
瓦と野地板の間の空間を利用する換気部材「瓦換気960」に、換気量・防水性能はそのままに、準防火地域などで使える防火仕様をラインアップ。
火災時に熱膨張材が発泡して通気経路をふさぐしかけになっており、750度で20分間加熱する試験でも通気経路の閉塞が確認できたとする。
また、野地板の開口位置をガイドする「開口ガイドゲージ」機能を追加。「開口ゲージ」に丸のこの刃の出寸法を調整する「丸のこゲージ」を設けたことで、垂木への切り込みや野地板の切り残しを防ぐ。
●ニュースリリースはこちら
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。