大京グループで工事事業を手掛ける大京穴吹建設(香川県高松市) は12月1日、建築人財における正社員の定年を65歳まで延長する「建築人財の雇用延長制度」を導入した。「建築人財が長く安心して働くことができる会社づくりの推進」と「熟練社員からの技能伝承による若手建築人財の育成を通じた会社技術力の向上」を目的としたもの。
同制度により、建築人財の定年を65歳に延長し、定年後再雇用の上限を70歳に引き上げる。対象者は、1級建築士または1級建築施工管理技士を保有する正社員のうち、定年延長を希望する従業員。定年延長後の新職種は「コンストラクション・ディレクター職」となり、新築工事または大規模修繕工事の専任技術者(現場代理人)としての業務に従事する。給与水準は、59歳時点の60%から90%の範囲内で決定する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。