(財)東日本不動産流通機構(東京都千代田区、通称:東日本レインズ)は、2011年7~9月の首都圏における不動産流通市場の動向を発表した。
それによると、中古マンションの成約件数は6790件(前年同期比▲4.8%)で、6期連続で前年同期を下回った。また平米単価38.75万円(同▲2.0%)、成約価格2508万円(同▲2.3%)ともに前年同期よりも下降した。
中古戸建ての成約件数は2558件(同0.2%)で、4期ぶりに前年同期を上回った。成約価格は2964万円(同▲2.0%)。価格帯別にみると、2000万円未満(37.1→36.5%)と2000万円以上3000万円未満(24.9→23.8%)の物件比率が減少する一方、3000万円以上5000万円未満(27.1→27.8%)と5000万円以上7000万円未満(7.7→8.4%)の比率がわずかに拡大。
新築戸建ての成約件数は1072件(同13.3%増)と5期連続で前年同期を上回り、特に千葉県では6割近い増加となった。成約平均価格は3476万円(同▲0.7%)。
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