野村不動産パートナーズ(東京都新宿区)は11月27日、国土交通省の「長期優良住宅化リフォーム推進事業」で「良好なマンション管理」として事前採択されていた「プラウドシリーズ」3物件の大規模修繕工事について、補助金交付の決定通知を受領したと発表した。
今回交付が決定した3物件では、大規模修繕工事の実施周期を延伸する『re:Premium』(リ・プレミアム)仕様を採用し、長期修繕計画を組みなおすことで管理組合から承認を受け、補助金交付を申請していた。
『リ・プレミアム』は、一般的に12年周期で計画される大規模修繕工事について、高耐久資材の採用とそれに対応した工事管理により、長期保証を行い、大規模修繕工事のサイクルを16~18年に延ばすもの。大規模修繕工事の回数を減らすことで、建物全体のライフサイクルコスト削減につながる。
国交省による「長期優良住宅化リフォーム推進事業」の事前採択タイプ「良好なマンション管理」では、「修繕積立金の均等方式」、「一時金無し」といった一定の条件を満たす長期修繕計画を作成するマンションにおいて、「評価基準型」、「認定長期優良住宅型」、「高度省エネルギー型」のいずれかに適合し、先導性・汎用性・独自性等が認められる事業を支援する。
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