一般社団法人原価管理研究会(SCC、東京都中央区)はこのほど、中小建設会社と税理士・金融機関をITでつなぐ経営管理システム「原価指南」を開発し、定額制で安価に利用できるサービスとして提供を開始した。
建設系企業向けのSCC会員専用コンサルティングツールとして展開するもので、開発及びサービス提供は建設業向けソフトウェアメーカーの建設ドットウェブ(石川県金沢市)が行う。月額1万2000円(税別)から利用可能なサブスクリクションモデルとなっており、SCC会員による経営コンサルティングを行うことで導入できる。
同ソフトでは、請求書や納品書などの伝票を入力するだけで会計ソフトの仕訳伝票を自動作成し、会計ソフトに転送することで簡単に月次決算が行える。年間利益計画・日報管理・原価管理・請求管理・支払管理・会計ソフト連携など、小規模建設会社に必要な機能を網羅し、SCC会員である税理士・金融機関が運用をサポートする。契約タイプは、スタンドアロン版(1人利用)とクラウド版(2〜3人利用まで)を用意する。
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