東京ガスは10月14日、エネルギー消費量の見える化を中心とした家庭用エネルギー管理システム(HEMS)の試行サービスの実証を今年度から順次開始すると発表した。
具体的には、新築と既築の集合住宅約600戸を対象に、電力だけでなく、通信機能付きガスメーターなどでガスや湯を含めたエネルギー消費量を専用ウェブサイトやタブレット端末「iPad」で見える化を実施。集めたデータを分析し、分析結果に基づいた省エネアドバイスをする。アドバイスは、週に1回程度、「iPad」と専用ウェブサイトで受けられるようにする予定。
頻繁に見られるデータなどを確認し、省エネの推進に有効な情報提供の方法などを検討する。
また、自宅内で「iPad」を利用したガス機器の操作も可能にする。
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