スリーエムから呼吸しやすい防塵マスクが登場

　スリーエム ヘルスケア（東京都世田谷区）は、従来品よりも呼吸のしやすさに着目した防塵マスク「３Ｍ^TMＶフレックス^TM防じんマスク」を１０月２０日から発売する。粉塵やおがくず、チョーク粉などの発生が多い建築・土木現場に適しているという。

　一般的なサージカルマスクはせき・くしゃみによる飛沫拡散の予防には有効だが、あご・頬ですき間ができるため粉塵などの吸入抑制には向かない。一方、厚生労働省が定める国家検定合格品の防塵マスクは、有害物質の吸入抑制という点においては一定の効果はあるものの、作業者の「息苦しさ」が課題となっていた。

　新商品は独自のフィルター技術を採用し、呼吸のしやすさの指標となる吸気・排気抵抗を従来品の３０パスカルから１６パスカルにしたことで、息苦しさ・蒸れがなく快適な装着を実現。マスクと口元が密着しないため、会話してもズレにくい。
　国家検定合格品。サイズはレギュラー・スモールの２種類。