クリナップ(東京都荒川区)は、これから本格化する大掃除シーズンにあわせ、既婚女性を対象に「年末の家仕事」に関する調査を実施し、その結果を発表した。アンケート回答者のうち、7割以上が「年末に大掃除を予定している」と回答。大掃除に関して「時短や省力化を意識している」と答えた人は57%にのぼった。
「時短や省力化を意識している」と答えた人のうち、主婦歴が10年以上の人に、「年末の大掃除にかける時間がここ10年で減りましたか」と尋ねたところ、37%が「減った」と回答。平均約3.5時間も削減されていることがわかった。
「現在どのような方法で大掃除を時短・省力化しているか」尋ねたところ、年末にまとめてやらずに年数回に分けて行うといった、「タイミングの工夫」(72%)をあげた人が最も多かった。次いで、「便利グッズの活用」(41%)、「時短テクニックの実践」(28%)となった。「これから新しく試したい時短・省力化の方法」としては、「時短テクニックの実践」(37%)、「便利グッズの活用」(33%)、「自動掃除家電の活用」(25%)などが挙げられた。
「大掃除から解放されたいと思う家の場所」トップは「レンジフード・換気扇」(78%)。2位以降は「窓・網戸」(62%)、「エアコン」(56%)、「浴室」(55%)と続いた。1位の「レンジフード・換気扇」の大掃除については、準備・洗浄・取り外しとさまざまな面で大変さ・面倒さを感じる人が多いことがわかった。
調査期間は10月16日・17日。20~60代の既婚女性500人を対象に、インターネット調査を実施した。
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