イオン(千葉市)と四国電力(香川県高松市)は12月2日、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)による太陽光発電の買い取りが終了(卒FIT)する客を対象に、四国電力が提供する新たなサービス「四電WAONプラン」の募集を開始する。
同サービスは、四国電力が家庭の太陽光発電による余剰電力を買い取り、買い取った余剰電力に含まれるCO2排出量ゼロの環境価値をイオンの店舗へ提供することで、四国電力の定める買取単価(2019年度は税込7円/kWh)による買い取りに加え、1kWhあたり1WAONポイントを進呈するもの。イオンは、提供を受けたCO2排出量ゼロの環境価値を、店舗運営のCO2排出量削減の施策として活用していく。
イオンは、2018年3月に発表した「イオン 脱炭素ビジョン2050」で、2050年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロにする目標を掲げる。中間目標として、2030年までに店舗で排出するCO2を総量で35%(2010年比)削減することを定めている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。