さまざまなスペースを1時間単位で貸し借りできるプラットフォームを運営するスペースマーケット(東京都新宿区)と大東建託(東京都港区)は、家族や友人とつながる「場所」が賃貸住宅の付加価値を高めるのか検証するため、品川区東五反田にレンタルスペース「.room(ドットルーム)」を11月15日にオープンする。
両社は、スペースシェアリングマーケットの拡大と新たな不動産の運用・手法の開発を目的に業務提携。近年、20代の生活において人とのつながりや体験・経験を重視する傾向がみられることから、今回第1弾となる取り組みを開始。大東建託の賃貸住宅の一部を、時間単位でフレキシブルに利用できる空間として提供し、不動産活用の新たな選択肢やこれからの賃貸住宅のあり方を検証していくという。
「.room」には、ミニキッチンやテレビ、プロジェクターなどの設備や食器・ゲームなどが備品として用意され、誕生日会やスポーツ観戦などに活用可能。スペースマーケットのウェブサイトにて、予約から支払いまでワンストップで手続きすることができる。料金は800円~4000円/時間。
両社は、連携することで互いのノウハウの有効活用を図り、さまざまな取り組みを行っていくという。
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