情報の発信・収集ツールとして浸透しているSNSの普及をはじめ、時代の変化が住宅会社選び・家づくりにどのように影響を与えているのか。実際に注文住宅を建てた経験者を対象に行ったアンケートの結果から、令和時代の住宅会社選び・家づくりの傾向を読み解く。「住生活ビジネス白書2019」から抜粋
若い人ほど資産性を重視
「性能は専門家に任せたい」
日本では住宅の価値が資産的に評価されにくい商習慣がいまだに根強く残っているが、若い世代は、自分の好みよりも資産性を重視して家づくりをしたいという傾向が今回の調査で示された。資産性にも関係がある性能については、若い人ほど専門家に任せたいと考えているようだ。これからの住宅取得者に資産性として性能を求める意識が定着すれば、高性能な住宅が流通時に高く評価される可能性もある。
家づくりに際して、自分の好みと資産性のどちらを優先するかきいたところ、7割以上の人が自分の好みを優先させると回答した。
ただし、年齢が若いほど資産性を優先させるという傾向がみられた。また、世帯年収が低い人ほど、資産性を優先するという人の割合が高くなっていた。依頼事業者別でみると、大規模ビルダーに依頼した人が最も資産性を重視する傾向が強かった。
続きは「住生活ビジネス白書2019」で。
調査概要
インターネットによるアンケート調査
対象:2017年以降に注文住宅を新築した27~69歳の男女500人
時期:2018年6月14日~6月17日
性別:女性245人 男性255人
年齢:20代38人 30代219人 40代145人 50代72人 60代26人
施工事業者別のサンプル数 ハウスメーカー232人
大規模ビルダー42人
地域工務店202人
設計事務所17人
その他7人
インターネットによるアンケート調査
対象:2017年以降に注文住宅を新築した27~69歳の男女500人
時期:2018年6月14日~6月17日
性別:女性245人 男性255人
年齢:20代38人 30代219人 40代145人 50代72人 60代26人
施工事業者別のサンプル数 ハウスメーカー232人
大規模ビルダー42人
地域工務店202人
設計事務所17人
その他7人
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