スイスの木質繊維断熱材メーカー・PAVATEX(パヴァテックス)社は、今年7月1日に日本現地法人となるパヴァテックス・ジャパン(愛知県名古屋市、トーマス・ケースリン社長)を設立。
このほど、セルロースファイバー断熱材の製造・販売や断熱防音の特許工法「デコスドライ工法」を展開するデコス(山口県下関市、安成信次社長)と日本初となる販売店契約を結んだ。
木質繊維をベースにしたPAVATEX断熱システムは、製造から廃棄までの環境負荷が少なく、断熱性・透湿性に優れているのが特徴。厳格な欧州基準をクリアし、特に日本の亜熱帯・温帯気候に適しているという。
パヴァテックス社は1936年に設立、長年にわたり木質繊維断熱材の開発・普及を手がけ、欧州市場での地位を築いてきた。2010年度の売上げは7900万ユーロに達した。
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