リクルート住まいカンパニー(東京都港区)が運営する不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」は11月6日、現在の住まいが持ち家マンションまたは一戸建ての20~69歳の男女2400人に実施した「自宅の満足度に関して」の調査結果を発表した。それによると、29.3%が自宅の「収納スペース」に不満を感じていることがわかった。結婚・出産などによる家族構成の変化を考慮しきれないまま、自宅を建築、購入している人が多いためという。
「自宅に取り入れておけば良かった間取り」についても、1位ウォークインクローゼット(13.9%)、3位納戸スペース(10.3%)、4位シューズインクローゼット(8.1%)など、収納関連が多くランクインしている。同社は、購入時に家族構成がはっきりしない場合でも収納スペースを確保し、フレキシブルに使えるようにしておいた方がいいとアドバイスしている。
自宅満足度(100点満点)については、80点台が25%と最も多く、次に70点台が続いた。また、住居の形態別では、マンションに住んでいる人の方が満足度が高い。全体的に自宅に満足している人が多いことがわかる結果となった。
調査対象者は、住まい(持ち家)が北海道、宮城県、東京都、富山県、石川県、福井県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、熊本県、鹿児島県にある20~69歳の男女。各200人/都道府県。
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