ヌーラボ(福岡市)は、同社が運営するプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」ユーザーを主な対象とした「テレワーク時のセキュリティ対策に関する調査」を実施し、その結果を発表した。職場のテレワーク状況について、「実施している・試験的に実施している」と回答した割合は72.2%にのぼった。一方、「テレワーク時のセキュリティに不安がある・少し不安がある」と感じている人も、59.6%と高い割合でいることが分かった。
「あなたの職場のセキュリティ対策には問題があると思いますか」という質問に対しては、50.5%が「問題がある・少し問題がある」と回答。個人のセキュリティ対策について「問題がある・少し問題がある」と回答した割合は36.6%だった。
テレワーク時のセキュリティについて具体的にどんな不安があるかを尋ねたところ、セキュリティ意識やルールに対する不安、Wifi接続環境の安全性に関する不安、デバイス紛失時の対策への不安などが挙げられた。意識の向上を目的とした研修やルール整備、ネットワーク整備などのセキュリティ対策が期待される一方、「利便性の損失は避けたい」との意見も多く見受けられた。
調査期間は、10月7日~18日。有効回答数は199件。
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